団体紹介 About Us |
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■ | 事業内容 |
■ | 連絡先 |
■ | 設立趣旨 |
■ | 役員 |
事業内容 | |
○猛禽類の捕獲 イヌワシ、クマタカ、オオタカなどを捕獲し、ウィングマーカー、脚環、小型発信器、などを装着する。 ○猛禽類の餌動物の同定 食痕、ペリット、映像、などから餌動物を同定する。 ○猛禽類の繁殖生態の解析 繁殖活動を記録したビデオテープ、DVDなどの映像を解析し、給餌食物、育雛行動、など生態の特性を解析する。 ○猛禽類の生息環境解析 猛禽類の行動圏の環境要因、架巣環境要因を解明し、アセスメントの環境影響評価、保全策に生かす。 ○その他 お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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連 絡 先 | |
住 所 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町5 麹町駅プラザ703 |
電 話 | 03-3262-0567 |
F A X | 同 上 |
raptor-japan@guitar.ocn.ne.jp | |
U R L | http://www.raptorjapan.org |
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設立趣旨 | |
猛禽類は食物連鎖の頂点に位置することから、もともと個体数が少ない上に、人間の経済活動に伴う各種開発行為等が広い行動圏を要求する猛禽類の生息地を縮小、分断したり、農薬をはじめとする化学物質の生物濃縮により著しい個体数減をもたらし、一部の種については、絶滅が懸念されている。 これを受けて、環境庁(現、環境省)は、1993年に絶滅の危機に瀕している動植物種リスト(レッドデータブック)において、イヌワシ、クマタカなどを絶滅危惧種にランクしたほか、1999年には、これらを「種の保存法」対象種に指定し、厳重な保護に乗り出した。 しかし、その後の調査によると、これら希少猛禽類の卵の孵化率、雛の巣立ち率の低下に歯止めがかからず、繁殖率の低迷が報告されている。元来、生き物が減少するには何らかの原因が介在するが、現今はその原因の究明はどこでも行われておらず、単に現象のみが報告されているに過ぎないという憂うべき状況にある。 一方、自然環境保全を目的として、1999年6月から各種開発行為に対して法律に基づくアセスメントが義務づけられ、影響の予測、評価が講じられているが、希少猛禽類の生態に関する基礎的情報の欠如から、各種開発行為の影響の科学的な予測、評価が行われていないばかりか、有効な保全策が講じられていない。 生き物は、単独の種が独立して存在するわけではなく、それを取り巻く物理的環境、生物的環境の中で生きており、さらに生物の相互作用の上に群集として成り立っている。従って、ある1種を取り上げての保全策の確立はあり得ない。わが国には、イヌワシ、クマタカ、オオタカといった単独の種を対象とした保護団体は存在するが、猛禽類を群集の一員として位置づけ、横断的なh視点から研究を行い、その成果に基づいた保全策を検討する組織は存在しない。希少猛禽類の研究は基礎的な生態的知見の不足、これに起因する適正なアセスメントの欠如が絶滅危惧種の存続を危機にさらしている。 かかる現状に鑑み、本法人は、絶滅の危機に立たされているこれら希少猛禽類を科学的知見に基づく保全策を樹立するために、研究者集団として生態に関する基礎的な情報の収集、蓄積を図るとともに、各種開発行為の希少猛禽類に及ぼす影響を科学的に解明するための手法の開発を行い、希少猛禽類の保全に資することを目的とする。 この目的を達成するために、猛禽類の基礎生態の解明のための研究活動を展開するとともに、その成果に基づいた実証試験、猛禽類の存続を補償する生息環境の整備等の保護事業を行う。一方、猛禽類に関する内外の情報を収集し、猛禽類に関する知識の普及、啓蒙のためのシンポジュウム、講演会、研修会などを行うことによって、社会環境の整備に努める。 |
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平成14年2月 特定非営利活動法人 Raptor Japan (日本猛禽類研究機構) 理事長 阿部 學 |
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役 員 | ||
理事長 | 阿部 學 | |
理 事 | 石居 進 | |
理 事 | 佐野 裕彦 | |
理 事 | 高野 安二 | |
理 事 | 松木 勝彦 | |
理 事 | 矢竹 一穂 | |
監 事 | 秋田 毅 | |
監 事 | 鎌田 哲宏 |
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